第六回札幌ビジネス読書会を開催しました

購買サポートセンターの宇山です。

4月16日に第六回となる札幌ビジネス読書会を開催しました。

今回の課題本は、
「原因」と「結果」の法則(ジャームス・アレン著)
という本です。

100年程前に書かれた本ですが、環境に惑わされるのではなく、自分の思いを中心として、如何に生きるかという指針を示してくれる一冊です。

今回はリピーターの方が3名、初参加の方が3名でした。年齢層も幅広く、普段の生活ではできない、世代を超えたディスカッションが展開されました。

 

この読書会を始めて半年程になりますが、一冊の本をきっかけとした出会いの場が広がっていく事は楽しく感じます。

本を読んで語るという事は、本の内容を実践する第一歩になると思います。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

第五回札幌ビジネス読書会を開催しました

購買サポートセンターの宇山です。

3月24日に第五回札幌ビジネス読書会を開催しました。

今回の課題本は、カリスマ・コンサルタントとして有名な神田昌典さんの「2022-これから10年、活躍できる人の条件」という本です。

2024年、会社はなくなる?といった様な、刺激的な内容の本ですが、2011年の大震災以降、日本人が抱えている未来への不安を題材とした、まさに、神田さんらしいタイムリーな本であると言えるでしょう。

今回は、リピーター4名、新規参加2名の6名という出席者となりましたが、年代も20代、30代、40代、50代と、正にこの本を語るべく集まったのではないかという感じでした。

高度成長、バブル、そして平成デフレと、日本も大きく変化しています。今の時代、少子高齢化、アジアの台頭、などによって、大学を出ても正社員として働くことすら難しい状況になっています。

今回のディスカッションでは、世代を超えた「応援」がとても感じられたと思います。若者は自分の悩みを率直に語り、先輩は厳しくも暖かいエールを送るという、ちょっと前ではどんな会社でもあった風景が再現したのではないかと感じました。

小さな活動ですが、読書会によって細くても切れない横のネットワークを作っていきたいと思います。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

第四回札幌ビジネス読書会を開催しました

札幌ビジネス読書会の宇山です。

2月25日には、第四回札幌ビジネス読書会を開催しました。

今回の課題本は、「日米開戦の真実」という本でした。著者は元外交官の佐藤優氏です。

今回の本は、真珠湾攻撃直後、NHKラジオで放送されてベストセラーになった「米英東亜侵略史」を全文掲載しています。これは日本が開戦にいたるまでの歴史の流れをつかむ上で、最適なテキストだと言えるでしょう。

第四回は、リピート参加二名、新規一名という事になりましたが、新たに参加頂いた20代の女性から、戦争に対する疑問点が数多く質問されて、会は非常に盛り上がりました。

また、戦争だけでなく、バブル経済の起きた理由などについてもディスカッションが展開しました。

異なる世代で歴史について語るという経験はなかなか出来ませんが、とても有意義な読書会になったと思います。

読書会の後は、起業についてディスカッションするなど、なかなか濃い一日になりました。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

次回の開催は2012年3月24日(土)13:30-16:30となります。
課題本はこちら
2022―これから10年、活躍できる人の条件
神田 昌典

読書会・勉強会の開催情報

札幌の読書会・勉強会に関する情報です。

読書会で本好きの仲間を作りませんか?

札幌ビジネス読書会は2011年10月より、札幌ビジネス読書会、札幌カフェ読書会、アウトプット道場など、数多くの勉強会を開催してきました。参加者は累計542名(2014年12月時点)になります。これからも社会人の学びと交流の場を提供していきます。初めての方でも大歓迎です。是非ご参加ください!

私が主催する読書会は、こんな感じです。

言葉を友人に持ちたいと思うことがある。 それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だと言うことに気がついたときにである。
『ポケットに名言を』寺山修司 角川文庫第26版 6ページ

あなたとお会いできるときを楽しみにしております。
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第三回札幌ビジネス読書会を開催しました

新しい年も始まり、札幌ビジネス読書会も第三回目を開催する事になりました。

今回の課題図書は、「7つの習慣 成功には原則があった」(スティーヴン・R・コヴィー著)です。

この本は自己啓発本の名著として世界的にもベストセラーになっている本です。約500ページ近い大作ですが、読みごたえのある一冊です。

今回の読書会には、リピート参加の二名に加えて、新たに二名のメンバーが参加してくれました。この大作をしっかりと読みこなし、土曜日にも関わらず、貴重な時間を勉強に使う点は、非常に頭の下がる思いです。

「7つの習慣」では、【重要度】と【緊急度】のマトリックスによるタイムマネジメントの手法が紹介されています。札幌ビジネス読書会は、「重要だけども緊急ではない」という、人生における投資エリアになるでしょう。

今回のディスカッションでは、この本のサブタイトルになっている「原則」とは何か?というテーマに焦点が当てられました。

・人を理解する
・快適な衣食住
・感謝の気持ち
・盗まない、殺さない …

など、誰もが価値を感じる、人間生活における原理的なものが「原則」ではないかという意見が出ましたが、これを突き詰めると、”宗教の根源にあるもの”、または、”道徳や倫理”につながるのではないかという分析が行われました。

もしかすると、「原則」とは「愛」という言葉なのかもしれません。

国家、企業、家庭、宗教組織という人間活動の単位は、この「原則」をベースとして行われる必要があります。しかしながら、今の世界では、「原則」から遠く離れたところで人間の活動が行われ、「原則」の不在による不幸が多発しているのではないか、というのが今回のディスカッションによる参加者の結論となりました。

今日学んだ「原則」を活用して、人生の価値を高めていきたいと思います。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

次回は2012年2月25日(土)13:30からとなります。
課題図書は「日米開戦の真実」(佐藤優 著)です。
今年は歴史も主要なテーマとして開催していく予定です。
第四回札幌ビジネス読書会

第二回札幌ビジネス読書会を開催しました

購買サポートセンターの宇山です。

2011年11月19日の土曜日ですが、第二回札幌ビジネス読書会を開催しました。今回の参加者は、前回からのリピート参加が3名、新規が2名の合計5名の方々にご参加頂きました。

第二回の指定本は「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か」(エリヤフ・ゴールドラット著)です。

この本は、業績不振で3ヵ月後に閉鎖という危機に陥った工場を、アレックス・ロゴという工場長が立て直していく、小説仕立てのビジネス書です。1984年に発売以降、世界的なベストセラーになった本ですが、全体最適、ボトルネックなどの概念を広めた本として、単なる生産管理の話ではなく、ビジネスや人生における問題解決も主題としている本です。

今回のディスカッションでは、今の日本企業におけるボトルネックとは何か?というテーマで議論が進みましたが、経営者の資質がボトルネックになっているという意見が多かったのが印象的でした。

オリンパスなど大企業における不祥事、財務感覚の決如している経営者、現場の人間の気持ちがわからない経営者などなど、経営者に対する辛口の評価が参加者から出ましたが、改めて経営者の重要性が認識できたと思います。

また、「ザ・ゴール」では、アレックスと妻ジュリーの関係がサブテーマとして書かれていますが、企業だけでなく、夫婦などの人間関係において、共通の目標を目指していくことが大事だという意見が出ました。

「目標」というものは、お互いがなんとなく共有している様に見えて、実は違うイメージを抱いている事がよくあります。何かを変革したり作り上げていく中で、如何にして「目標」のイメージを合わせていくのか、その辺に大きなヒントがありそうだと感じました。

今回も、いろいろな世代や職業の方が揃って、それぞれの視点からの考え方や、ものの見方を共有することができました。この辺が読書会の面白いところだと思います。

次回は12月17日(土)13:30からです。指定本は「7つの習慣」です。参加ご希望の方はこちらから申込お願いします。

第一回札幌ビジネス読書会を開催しました

購買サポートセンターの宇山です。

私が主催者として開催した、第一回札幌ビジネス読書会が無事終了しました。
今回は記念すべき第一回だったのですが、初めてという事もあり、集客には正直なところ苦労しました。それでも、お蔭様で5名の方に参加頂く事ができました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

第一回の指定本は、「人を動かす」(デール・カーネギー著)を選びました。1936年に発売後、1500万部以上を売り上げたという、人間関係のバイブルと評されている本です。

 

今回の参加メンバーは、上は50代から下は20代と、年齢の幅が広かったのが特長です。その中で大きな議論となった点が二つありました。一つは親と子の関係、もう一つは会社における上司(先輩社員含む)と部下の関係でした。

 

一つ目の親と子の関係では、親の立場として「子供を心配する」という優しいマインドが、結果としては子供を攻める様な言動になってしまう、また子供としても「親の気持ちはわかるけど」、攻められると反発してしまう、というネガティブな状況がよくあるという議論になりました。

 

親と子という立場にとらわれず、一歩引いて話をできるといいのではないかという意見がありましたが、親と子ほどに世代の違う参加メンバーだったので、なかなか面白い議論だったと思います。

 

二つ目の会社における上と下の関係ですが、特に若い人にとっては、上からの自分の考えを押し付ける様な一方的な言動に対して、どのように対応すればいいのか悩んでいるという、切実な悩みが投げかけられました。

 

会社の理念やルール、お客さんの立場に立って行動するなどの解決策も出ましたが、今の日本における厳しい労働環境が、お互いを苦しめているという風にも感じられます。このテーマについては、今後も取り上げてみたいと思います。

 

今回は3時間という時間設定でしたが、時間を越えても議論が続き、なかなか白熱した会になったと思います。必ず指定本を読んで参加するという、ちょっとハードルは高い会ですが、その点が逆にレベルの深い会になったのではないかと思います。

 

主催者の感想ですが、各年代にとって、色々な問題や悩みがあるのが、今の日本の現状であると感じました。国や自治体に解決策を求めるのも必要ではありますが、個人の行動やネットワークによるつながりも、これからはもっと重要になってくるのではないかと思います。

 

とにかく、「継続は力なり」という事で、今後も続けていきたいと思います。

 

ご興味ある方は、是非参加してください!

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