第一回札幌ビジネス読書会を開催しました

購買サポートセンターの宇山です。

私が主催者として開催した、第一回札幌ビジネス読書会が無事終了しました。
今回は記念すべき第一回だったのですが、初めてという事もあり、集客には正直なところ苦労しました。それでも、お蔭様で5名の方に参加頂く事ができました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

第一回の指定本は、「人を動かす」(デール・カーネギー著)を選びました。1936年に発売後、1500万部以上を売り上げたという、人間関係のバイブルと評されている本です。

 

今回の参加メンバーは、上は50代から下は20代と、年齢の幅が広かったのが特長です。その中で大きな議論となった点が二つありました。一つは親と子の関係、もう一つは会社における上司(先輩社員含む)と部下の関係でした。

 

一つ目の親と子の関係では、親の立場として「子供を心配する」という優しいマインドが、結果としては子供を攻める様な言動になってしまう、また子供としても「親の気持ちはわかるけど」、攻められると反発してしまう、というネガティブな状況がよくあるという議論になりました。

 

親と子という立場にとらわれず、一歩引いて話をできるといいのではないかという意見がありましたが、親と子ほどに世代の違う参加メンバーだったので、なかなか面白い議論だったと思います。

 

二つ目の会社における上と下の関係ですが、特に若い人にとっては、上からの自分の考えを押し付ける様な一方的な言動に対して、どのように対応すればいいのか悩んでいるという、切実な悩みが投げかけられました。

 

会社の理念やルール、お客さんの立場に立って行動するなどの解決策も出ましたが、今の日本における厳しい労働環境が、お互いを苦しめているという風にも感じられます。このテーマについては、今後も取り上げてみたいと思います。

 

今回は3時間という時間設定でしたが、時間を越えても議論が続き、なかなか白熱した会になったと思います。必ず指定本を読んで参加するという、ちょっとハードルは高い会ですが、その点が逆にレベルの深い会になったのではないかと思います。

 

主催者の感想ですが、各年代にとって、色々な問題や悩みがあるのが、今の日本の現状であると感じました。国や自治体に解決策を求めるのも必要ではありますが、個人の行動やネットワークによるつながりも、これからはもっと重要になってくるのではないかと思います。

 

とにかく、「継続は力なり」という事で、今後も続けていきたいと思います。

 

ご興味ある方は、是非参加してください!

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