札幌で読書会を主催している購買サポートセンターの宇山です。
2月は札幌雪祭りが開催される季節です。一年で一番寒い月ですが、本好きが集まってカフェで読書会をするには雰囲気のある季節かもしれません。
さて、今回の札幌カフェ読書会は10名プラス見学1名と満員御礼になりました。男性5名、女性が6名です。
それではどんな本が紹介されたのか見ていきましょう。
保険営業にがんばっているIさん、ビジネス書の有名な一冊と、最近はテレビドラマにもなっている小説の二冊を紹介してくれました。
道をひらく
松下 幸之助 (著)
三匹のおっさん
有川 浩 (著)
読書会常連のHさんは、コミュニケーションに関するお勧めの一冊です。
わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か
平田 オリザ (著)
Hさんからの感想です:
自分がまったく知らない本を紹介してもらえてとても刺激になります。
今回は、とても心暖まる猫のお話と
闇学なんていう変わり種の本が興味深かったです。
『ときには好きなだけわがままになってみればいい。』という本を
紹介してもらい、ぱっと開いたページの言葉が素敵だったので
ノートにメモしました。どうもありがとう。
小説のお好きなTさん、駅伝に関する感動の一冊です。
風が強く吹いている
三浦 しをん (著)
Tさんからの感想です:
『風が~』は、駅伝に興味のない方にこそ読んで欲しいです。何かにひたむきになる素晴らしさに心奪われ、読み終える頃には、駅伝見たい!と思う自分に出会えるでしょう。
いつもかばんに本を数冊入れてあるというNさんは二冊ご紹介です。
そして天使は歌う (角川文庫 (6281))
深呼吸の時間~1分で心を充電するデイリー・レッスン
アラン・コーエン (著)
久々に参加してくれた小樽在住のHさんは名言と写真を組み合わせた一冊です。
ときには好きなだけわがままになってみればいい。―Be as outrageous as you want to be.
アルファポリス編集部 (編集)
常連メンバーのWさんはコーチングの勉強にお勧めの本を二冊紹介してくれました。
コーチングが人を活かす―やる気と能力を引きだす最新のコミュニケーション技術
鈴木 義幸 (著)
この1冊ですべてわかる コーチングの基本
コーチ・エィ (著), 鈴木 義幸 (監修)
Mさんはブログを一冊の書籍にしたという作品です。結構衝撃的な内容です。
彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか
松 さや香 (著)
読書会のゴッドファーザーHさんは旅がキーワードの本です。
旅猫リポート
有川 浩 (著)
冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
安藤 美冬 (著)
ランチのアッコちゃん
柚木 麻子 (著)
Hさんからの感想です:
① 〈旅猫リポート 〉 有川 浩著
野良猫ナナと青年サトルが主人公。
ある事情でナナの受け入れ先を探さなくなり、
一緒に旅に出ることになる。ラストは泣け
ます。人と動物の交流たまなく、いとおしい。
お勧め度 ☆☆☆☆☆
② 〈ランチのアッコちゃん〉 柚木 麻子著
主人公は小学校の教材を出版している会社
に勤めているOL三智子。
ひょんなことからおカッパ頭の上司のアッコ女子
とお弁当を交換することから始まる。
あしたからランチが楽しくなります。ビタミンFの小説
です。
お勧め度 ☆☆☆☆
③ 〈冒険に出よう!〉 安藤 美冬著
情熱大陸他最近TV等で新しい生き方”ノマド”で注目
をあびている美冬さん。ノマドとはひとつのオフィス、
ひとつの肩書き、ひとつの専門分野に縛られない
わくわくしながら日々さまざまな場所で、自由なスタイル
な生き方。自分さがしのヒントを欲しい人にはうってつけ。
只今読書中に付きお勧め度はなし。
少々長くなりました。又、次回もよろしく。
女性陣最後となったYさんは、薬草に関する本と、マーケティングの本の二冊です。
自然は緑の薬箱―薬草のある暮らし
植松 黎 (著)
価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ
川上 徹也 (著)
今日のトリは若手のSさんです。こちらも旅がキーワードの本です。
「闇学」入門
中野 純 (著)
あたらしい野宿(上)
かとう ちあき (著)
Sさんからの感想です:
こんばんは!
先日の読書会ではありがとうございました!
これからショーンホワイトと高梨さらちゃんを見るために2時間半どっぷり闇に浸かって待っていようというわたしです。
Tさんの紹介した『風が強く吹いている』は、札幌ビジネス読書会Tさんのイチオシだし、読書会のみなさん面白いとおっしゃるので、ぜひ読んでみたいですね。
Hさんの『冒険に出よう』は、メインの紹介ではなかったようですが、見た瞬間にピンときました。
早速立ち読みしてみて、なるほど若い人に読んで欲しい一冊だな、と思いました。
個人的なことですが、おととい、面白い本に出会えました。高野秀行の『ワセダ三畳青春記』は、ちょっと古い本ですが、2月のマイベストになりそうです。UMAを追う探検家の高野氏の住むアパートの住人が、じつはUMAより奇想天外な人たちだったという自伝的エッセイです。ぜひご一読を!!
今回もいろいろなジャンルの本を知ることができました。本好きの仲間が欲しいあなた、読書会でお待ちしております!