札幌で読書会を開催している社会人学び支援家の宇山です。
暮れも押し迫った12月28日に、今年最後の読書会を開催しました。
当日は、いつも使っているJR田園都市線が、雪のため20分ほど遅れてしまいました。
さて、今回の読書会は2名にて行われました。
朝活常連となったYさんは、若者文化論の一冊です。
『近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」』 原田曜平
携帯電話とネットによって、いまの若者はバーチャルな世界での結びつきが強くなっています。その一方で、活動半径が5km以内になったり、メールをまめに返さないと村八分になるなど、新しい苦労も増えているみたいです。
私が紹介したのは、全国各地の競輪場を巡る旅行記です。
『夢は枯野を―競輪躁欝旅行』伊集院 静
テクノロジーはものすごいスピードで進化しますが、いつの時代にも消えることのない人間の心の奥底を、競輪というギャンブルを通じて描いた渋いエッセイです。
それにしても、今年は雪の多い冬です。厳冬期のあいだ、朝活はお休みします。
それでは2013年も読書会で楽しみましょう!