第11回札幌ビジネス読書会を開催しました

社会人学び支援家の宇山です。私が札幌で読書会を始めてから、もう少しで一年となります。

「土曜日の午後にお金を1000円もとって、本当に人が集るの?」と言われたこともありますが、おかげさまで毎回意識の高い方々に参加してもらえています。今回も私を含めて8名の方で共に学ぶことができました。

今回の課題本は、『戦後史の正体 1945-2012』(孫崎 享 著)という日本戦後史の本です。

最近は日本を取り巻く東アジアの国際政治にも大きなうねりが押し寄せている感があります。この本は、日本とアメリカの関係を軸として、日本が戦後どのような道を歩んできたのかを元外交官の著者が論じています。

当日は、「もしあなたが総理大臣だったら、尖閣諸島に外国の軍隊が上陸した場合どうしますか?」という刺激的な質問を投げかけてみました。

簡単に正解が出せるような質問でもなく、参加者の方もさまざまな意見を展開していました。家庭や職場などで、政治の話しをすることはあまりないかもしれませんが、このような読書会で、冷静に話し合ってみるのも貴重な体験となりました。

これからの日本にとって、約70年続いた「戦後」という時代は終わり、新しい時代が始まっていく予感がします。混沌の中から、空気に流されることなく、対話を通じて新しい価値観を作り上げていく作業が、これからの私たちには必要ではないだろうかと思いました。

参加者の皆さん、大変お疲れ様でした!

読書会の後は、居酒屋に場所を移して、熱いディスカッションが続きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会員のAさんにも当日の様子などを紹介してもらいましたので、ご参照ください。

ブログ:「3年遅れの本棚」

カフェで朝活!札幌朝活読書会を開催しました(2012.9.26)

社会人学び支援家の宇山です。札幌で読書会を開催しています。

今年の札幌は、9月になっても暑い日が続いていましたが、さすがに朝はさわやかです。朝のさわやかな日に開催する朝活読書会のご報告です。

場所は札幌パルコにあるスターバックスコーヒーで、朝の7時40分からスタートです。自分の好きな本を持ち寄って、お互いに紹介しあうという会です。

本の紹介というのは、やってみると意外に難しいものなんです。「面白いです」とか「ためになります」という感想は言えても、具体的にどこがどうなのかを読んでいない人に説明することは、プレゼンのいい訓練になります。

今回は私を含めて4名の方が参加しました。

毎回参加のOLのNさんは、松本清張の名作をご紹介です。

社会保険労務士としてデビューしたYさんのご紹介は、戦争直後の日本を紹介する新書でした。

今回初参加となった国際派レディーのYさんは、人間関係を良くするためのメソッドが書かれた本を紹介してくれました。

最後に私からは、一冊で三十人の作家の文章が読めるというお得な本を紹介しました。

次回日程はまだ未定ですが、決まり次第このHPで告知したいと思います。

カフェで読書好きが交流する会を開催しました(2012.9.20)

札幌で読書会を開催している、社会人の学び支援家の宇山です。

9月20日には「詩とパンと珈琲の店 モンクール」で開催する読書交流会がありました。

今回は私を含めると6名の方が参加して、お互いの好きな本を紹介するという交流を行いました。

20代男性のAさんご紹介の本です。

読書会皆勤のHさんからは、タリーズコーヒーの起業話を紹介してもらいました。

今回が初参加のHさんは、小説のプレゼンでした。

介護のお仕事で日々奮闘しているTさんは、脳の仕組みについて紹介してもらいました。

文学系の読書会を主催しているKさんは、お気に入りの三島由紀夫の紹介です。

最後に私は、般若心経の入門書を紹介しました。

今回もジャズが流れるお店で、楽しくて有意義な読書交流をすることができました。

次回は10月11日(木)開催です。始めての人もお気軽にご参加ください。