第12回札幌ビジネス読書会を開催しました

札幌で読書会を開催している社会人学び支援家こと宇山です。

2012年10月27日には、今回で12回目となる札幌ビジネス読書会を開催しました。

12回、つまり一周年です。

記念すべき12回には9名の方に参加してもらいました。

この読書会を始めたときは、土曜の午後3時間、会費1000円、課題本読んで参加などなど、ハードルが高いのではないか?というご指摘を先輩読書会主催者の方から受けたこともあったのですが、おかげさまで、過去最大人数の参加者となりました。

皆様のご愛顧に感謝致します。また、自分を高めていこうという気概をもつ参加者の方へ敬意を表します。

さて、今回の課題本ですが、『一瞬で大切なことを伝える技術』三谷 宏治 (著) という本を選びました。

「まあ、とりあえずそんなところで、あんな感じでやっといてね、よろしく」

よくある日本語です。

よくありますけど、冷静に分析してみると、なにを意味しているのかまったくわかりません。

この本は、ロジカルに伝えるためにはどうすればよいか、というテーマに対して、きわめてわかりやすくアプローチした本です。

参加された方は、年代、性別、職種など多士済々でしたが、「自分の考えをもっとうまく伝えたい」という無意識の言葉に突き動かされて集まったのではないかと感じました。

実際の職場でおきているリアルな問題などがテーマとなって、3時間があっという間に過ぎてたのが印象的でした。

仕事上の悩みって、今の時代は誰に相談すればいいんでしょうか?そんなことを考えさせてくれた一日でした。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

次回は12月23日(金)に開催です。

カフェで読書好きが交流する会を開催しました(2012.10.11)

札幌で読書会を主催している社会人の学び支援家こと宇山です。

2012年10月11日には、「カフェで読書好きが交流する会」を開催しました。

今回の参加者は私を含めて5名でした。

今回で2回目の参加となるHSさんからは、世評を軽やかに切るエッセイを紹介してもらいました。

『たまには時事ネタ』斉藤美奈子

『ふたたび時事ネタ』斉藤美奈子

札幌で文学系読書会を主催するOLのKさんからは、札幌在住の作家である蛭田亜紗子さんのエロティックな小説のご紹介です。

『星とモノサシ』蛭田亜紗子

札幌ビジネス読書会を裏で支える重鎮Hさんからは二冊です。

アジアで初めての開催となった東京オリンピックでは、ポスター、料理、警備など、今では当たり前となったサービスの元祖が生まれたことを教えてもらえる一冊。

『TOKYOオリンピック物語』野地 秩嘉

どこにでもいる大学生が始めたのは、新宿のゴミ拾いだったが…

『半ケツとゴミ拾い』荒川 祐二

もうひとつの本棚(侍日誌)』など3つのブログを運営するなぞの中小企業診断士&FP&危険物管理責任者兼務サラリーマンのAさんは交流会初登場でした。

私が敬愛する寺山修司さんもよく引用していた、サローヤンのご紹介です。

『パパ・ユーアクレイジー』ウィリアム サローヤン

最後に私が紹介したのは、サラリーマンを辞めて独立したが、大スランプに陥っていたときに読んだ一冊です。

『手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術』大坪 勇二

シャンソン流れるカフェで、今夜も本を通じて楽しく交流できました。

学校でもなく職場でもなく、読書を通じて知り合った人たち。人間の縁というのは不思議なものですね。