第35回札幌カフェ読書会を開催しました(2014.7.17)

購買サポートセンターの宇山です。

札幌も暑い日が続いています。

今回で35回目となる札幌カフェ読書会ですが、新しい試みにチャレンジしてみました。

それは、テーマを設定して、そのテーマに沿った本を紹介するという内容です。

今回のテーマは「旅」としました。

本の好きな人と交流したい、そんな人に加えて、旅の好きな人も多く参加してくれました。

今回は女性が9名、男性が2名の参加です。その内、見学は3名でした。

さて、どんな本が紹介されたのか見ていきましょう。

トップバッターは富良野に引越しとなったIさんです。世界各地の空を集めた素敵な写真集です。

そら色の夢 [単行本(ソフトカバー)]
高砂淳二 (著, 写真)

2番手は小樽から来てくれたHさんです。異世界を旅するというモチーフの小説です。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)
宮部 みゆき (著)

3番手はTさんです。家族を探す旅の物語です。作者のトーベ・ヤンソンは今年が生誕100年になるそうで、札幌でも展示会などがあるみたいですね。

小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)
トーベ・ヤンソン (著), 冨原 眞弓 (翻訳)

4番手は久々に参加してくれたTさん。この本を見ながら、毎年あちこちに旅行するのが楽しみとのことです。

死ぬまでに行きたい! 世界の絶景 [単行本(ソフトカバー)]
詩歩 (著)

5番手は今回で2回目となるAさんです。小樽のHさんと同じ本でした。すごい偶然ですね。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)
宮部 みゆき (著)

6番手は本のキュレーターS君です。世界初を賭けて南極点を目指した探検隊のお話です。

世界最悪の旅―スコット南極探検隊 (中公文庫BIBLIO)
アプスレイ チェリー・ガラード (著), Apsley Cherry‐Garrard (原著), 加納 一郎 (翻訳)

7番手はTさん。なぜか心惹かれるインドです。女優の中谷美紀さんが実際に旅して書かれた本とのこと。

インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)
中谷 美紀 (著)

今日のファイナリストは2回目の参加となるSさんです。フランス人からお勧めしてもらったという世界的なベストセラーです。ちなみに、宇宙船にも乗れるなら乗ってみたいそうです。

星の王子さま (新潮文庫) [文庫]
サン=テグジュペリ (著), Antoine de Saint‐Exup´ery (原著), 河野 万里子 (翻訳)

「旅」というテーマでも、その人によってとらえ方はいろいろあるんですね。

これからもいろいろなテーマを考えて、みなさんに交流を楽しんでもらいたいと思いました。

参加者の皆さん、有難うございました!

第34回札幌カフェ読書会を開催しました(2014.7.10)

購買サポートセンターの宇山です。

7月になると札幌も暑い日が多くなってきました。それでも日が沈むと涼しくなるのは助かります。

さて、今日のカフェ読書会には男性2名、女性1名の合計3名が参加してくれました。

それではどんな本が紹介されたか見ていきましょう。

カフェ読書会に久々ご参加のYさんは雑誌とビジネス書のご紹介です。

まずはおいしそうな一冊。北海道各地のB級グルメを特集した雑誌です。

HO(ほ) 2012年 12月号 [雑誌]
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もう一冊は、自分自身の才能を分析するのに役立つ本です。「ストレングス・ファインダー」という独自のテストに答えることで、34の強みから自分の5つの才能を見つけることができるという本です。(中古ではこのテストは受けられないので、ご注意のほど)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著), 田口 俊樹 (翻訳)

プロフェッサーHYSさん、最近は歴史の文化観を問う本が多いですね。この本の著者は日本人ですが、ドイツ語でこの本を出版したそうです。ドイツのテレビで討論会に出席して日本の主張をした際には、テレビを見ていた一般市民から平手打ちをくらったというエピソードもある、強烈な一冊です。

驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)
松原 久子 (著)

新しい就職先のお仕事も順調というTさん、マイフェイバリット作家である三浦綾子さんの代表作を語ってくれました。人間にとって現在とは? 許しとは?

氷点(上) (角川文庫)
三浦 綾子 (著)

今回も3名という少人数でしたが、じっくりと深い話を楽しむことができました。懇親会も盛り上がりました!

参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

第33回札幌カフェ読書会を開催しました(2014.7.3)

購買サポートセンターの宇山です。

6月から7月にかけて、毎週のように読書会を開催しています。札幌は周辺地域を含めると200万人が住んでいる都市です。その割には、勉強会とかセミナーなどの開催が少ないという声を聞きます。その理由はどこにあるのか、最近の私のテーマです。

さて、今回の読書会は3名の方々が参加してくれました。久々に男性オンリーです。

トップバッターは前回に引き続き2回目となるDさんです。前回はノマドに関する一冊を紹介してくれましたが、今回もその流れです。ちなみに、ノマドに使うガシェット(IT機器)もいろいろと見せてくれました。

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
佐々木 俊尚 (著)

二番目は本のキュレーターとしてがんばっているSさんです。海賊が横行する地域として知られている国ですが、その実情は非常に興味深いものがあります。海賊ビジネスの事業計画も面白かったですね。

謎の独立国家ソマリランド
高野 秀行 (著)

今日最後の発表者は、Wさんです。今日は質問をするときの参考になるという一冊を紹介してくれました。

カンブリア宮殿 村上龍の質問術 (日経文芸文庫)
村上 龍 (著)

ここ最近では参加者が少なめでしたが、その分ゆっくりと話をすることができました。読書会にもいろいろなシーンがあります。それが根付いていくということかもしれませんね。

参加者のみなさん、有難うございました!

第32回札幌カフェ読書会を開催しました(2014.6.25)

購買サポートセンターの宇山です。

梅雨のないところが北海道のいいところなんですが、最近は暑いですね。地球の温度環境も少しずつ変化している時代なんでしょうか。

さて、今回の札幌カフェ読書会には7名の本好きが参加してくれました。男性が5名、女性が2名です。その内、初参加が2名、見学が1名という内訳です。

さて、どんな本が紹介されたのか見ていきましょう。

トップバッターは読書会を支えるプロフェッサーHYSさんです。物事って、角度変えると意味も変わるんですよね。そんな一冊です。

アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫)
アミン マアルーフ (著)

二人目はご自身でも読書会を主催しているKさんです。出版社として起業した人のお話です。本の未来のあり方を考えさせてくれるような一冊です。

計画と無計画のあいだ—「自由が丘のほがらかな出版社」の話
三島 邦弘 (著)

三番目に紹介してくれたYさんは、中国の古典について勉強会を開催されているそうです。

老子の講義
諸橋 轍次 (著)

四書五経―中国思想の形成と展開
竹内 照夫 (著)

まんが易経入門―中国医学の源がわかる
周 春才 (著)

本日の四番バッターはYさんです。安全ということについて、もう一度考え直すきっかけになりそうな一冊です。

そうだったのか!! 「国土強靭化」
古屋 圭司 (著)

五番目は初参加のDさんです。経営コンサルタントが本業ですが、香りの研究もなさっているという方です。

常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」
クリス・ギレボー (著)

本日最後のご紹介は、東京からの旅行中に参加してくれたMさんです。また北海道に遊びにきてくださいね。

昔話のプロファイリング―語り部の肖像を推理する

今回もいろいろな本が紹介されました。皆さん有難うございました。

旅は終わったさ、

いつか、

この街を去れると思ってた。

いつか、

この街に、旗を上げて帰ってこれると思っていた。

街は変わらない

街は街だ。

猫は猫だ

犬は馬だ

「また、会えるさ」

うそつくな。

てめーは、うそつくときは、いつも左手をポケットに入れる。

「あいつには、電話したのか?」

俺もいい人の振りをする。

時速200kmの箱に乗って、あいつはこの街を去った。

そして、俺もこの街を去る。

うそつくな、

うそをつくしか、戦い方がわからない

馬鹿な大人になってしまったものだ。

さらば、相棒。