第19回札幌ビジネス読書会を開催しました(2013.6.1)

札幌で読書会を主催している購買サポートセンターの宇山です。

6月になると札幌も気温が高くなってきました。初夏らしい青空が広がり、近くの小学校からは運動会の歓声が聞えてきます。

そんな土曜日に第19回目となる札幌ビジネス読書会を開催しました。

今回の課題本は、悩みの解決に関する名著です。

『道は開ける』 デール・カーネギー著

今回は初参加1名を含む8名の方々が参加してくれました。

まずは自己紹介からスタートして、その後に課題本の各章を読み返しながら、感想や気付きについてディスカッションしていきました。

人間だれしもうまくいかないことがあるはずです。そんなとき、多くの人は不安を感じて悩みます。この本の主題は、「悩むことで思考と行動を停止することには意味がない。どんな困難があっても、常に解決方法を考えて行動することが悩みを解決する唯一の方法だ」というものではないかと感じました。

悩んで生きるより、みんなで楽しく過ごしたほうがいいですよね。

今回もみなさんの活発なディスカッションが聞けて、とてもよかったです。

参加者のみなさん、どうも有難うございます!

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札幌カフェ読書会を開催しました(2013.5.23)

札幌で読書会を開催している大人の学びプロデューサーの宇山です。

詩とパンと珈琲の店 モンクールで月2回開催している札幌カフェ読書会ですが、そろそろ一年になります。

いままで何人の人が何冊の本を紹介してくれたのでしょうか。そんなことを考えてみました。

さて、今回の読書会には4名の方が参加してくれました。

コーチングを勉強しているWさんですが、今回はコンサルタントの方が書いた一冊です。まずは着手するのが大事というところでしょうか。

「読む」「書く」「考える」は5分でやりなさい!小宮一慶 (著)

文学系読書会主催者のKさん、いつも忙しい中を参加してくれます。今回は自己啓発本と女流作家のエッセイの二本立てでした。

100% ジェームス・スキナー (著)

野心のすすめ 林 真理子 (著)

モンクール好きのOさん、今話題の人の一冊です。

橋下「日本維新の会」の深い闇 一ノ宮 美成 (著), グループ・K21 (著)

今回初登場のAさん、自分を知るための一冊です。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著)

今回もいろいろなジャンルの本が紹介されました。参加者の皆さん、有難うございます!

札幌カフェ読書会を開催しました(2013.5.9)

今年の札幌の春は本当に気温が上がりません。

それでも、ゴールデンウイーク明けの札幌カフェ読書会には、大勢の本好きの方が集まってくれました。

この読書会は、自分の好きな本をお互いに紹介し合うという気楽な会です。普段自分が手にすることすらない本を紹介してもらえるところが、いいところと言えます。

それでは今回紹介された本をみていきましょう。

読書会ゴッドファーザーのHさんは2冊です。Hさん、食べ物とか感動系お好きです。

神様のカルテ 3 夏川 草介 (著) 

和菓子のアン 坂木 司 (著)

哲学好きのTさん、今回は私も学生時代に読んだことのある一冊でした。

共同幻想論 吉本 隆明 (著)

今回初参加のKさんは、13世紀イタリアを舞台にした物語です。

旅涯ての地〈上・下〉坂東 真砂子 (著)

以前、別の勉強会に参加してくれたTさんは、「もしも今日出会った人が死神だったら」というショートストーリーのご紹介です。

死神の精度 伊坂 幸太郎 (著)

今回が二回目の参加となるWさんは、記憶する技術に書かれた一冊を紹介してくれました。

記憶力 ウィリアム・W・アトキンソン

今回はお試し参加だったFさんですが、ご自分の記憶からプレゼンをしてくれました。

富豪刑事 筒井 康隆 (著)

今回初登場だったSさんは、江戸に関する一冊です。

うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」杉浦 日向子 (著)

札幌ビジネス読書会常連のMさん、カフェ読書会は初参加でした。

まず「書いてみる」生活―「読書」だけではもったいない 鷲田 小彌太 (著)

説得の文章技術 (講談社現代新書 (685))

最後に、会場のモンクールを愛してくれているOさんのプレゼンです。

どんな危機にも打ち勝つ100年企業の法則 藤間 秋男 (著)

改めて眺めてみると、いろいろなジャンルの本がありますねぇ…。

読書好きの皆さん、またお会いしましょう!

第18回札幌ビジネス読書会を開催しました(2013.4.28)

大人の学びプロデューサーこと、札幌ビジネス読書会主催者の宇山です。

なかなか暖かくならない北の大地です。ゴールデンウィークの前半となる日曜日に、第18回目となる札幌ビジネス読書会が開催されました。

今回の課題本ですが、新書を選んでみました。

『知的生産の技術』梅棹 忠夫 著

著者は元々民族学者でしたが、自らが研究して執筆するという活動の中から、「読む」「書く」「分類する」といった、いわゆる知的な活動の技術論をまとめた一冊です。

最近では「アウトプット」という言葉が、ビジネスパーソンの間でも重要であると考えられていますが、1969年に出版されたこの本は、そのはしりであると言えるでしょう。

札幌ビジネス読書会は、単に本を読むだけではなく、読書によって得た気付きをお互いに語り合うことで、次の行動につなげていくことを目的として開催しています。人間社会では、自分の意志を相手に伝えることが基本になります。その一方で、どのように意志を伝えるかという技術については、学校でも教えてくれないところがあります。

今回のディスカッションでは、本の読み方、手帳やノートの使い方というところにまで話が広がりました。参加者の方々それぞれにいろいろな方法があって、とても楽しかったです。

今の世の中は、IT技術によってだれでも情報発信できる時代になりました。でも、その内容について考えてみると、今回の課題本が出版された当時と状況はそんなに変わっていない気がします。

これからも読書会の皆さんと一緒に成長していきたいと思いました。

参加者の皆さん、いつも有難うございます!

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札幌カフェ読書会を開催しました(2013.4.25)

札幌で読書会を開催している大人の学びプロデューサーこと、購買サポートセンターの宇山です。

今年の札幌の春は、寒い日が続いています。桜はいつ咲くのでしょうか…。

ゴールデンウイーク前の木曜日に、詩とパンと珈琲のお店モンクールにて、札幌カフェ読書会を開催しました。お互いが好きな本を持ち寄って紹介しあうという気楽な読書会です。今回は8名の方々が参加してくれました。

この春から社会人となったSさんは、いつも身の回りに存在しているけど、見ることのない世界についての一冊を紹介してくれました。

『元素図鑑』中井 泉 (著)

すっかり常連となったTさんは、言語学についての一冊です。「言葉はシステム」というところが面白いですね。ブログもご覧ください。

『ソシュール 一般言語学講義: コンスタンタンのノート』フェルディナン・ド ソシュール (著)

今回が初登場のWさん、コーチングの教科書的な一冊を紹介してくれました。

『コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる』伊藤 守 (著)

札幌で文学系読書会を主催しているKさんの一冊です。

『狂人失格 (本人本)』中村うさぎ (著)

今回初参加となったKさん、ほのぼのとする癒し系の本を紹介してくれました。

『トラちゃん 猫とネズミと金魚と小鳥と犬のお話』群 ようこ (著)

『ネコでプッ! 面白ネコ画像集』タカハシ ヒカル (著)

同じく今回初参加のIさん、聖書の次に読まれているという著名な一冊を紹介してくれました。

『星の王子さま』サン=テグジュペリ (著)

久々に参加してくれたTさんは、2冊ご紹介です。

『楽園のカンヴァス』原田 マハ(著)

『人生の暗号』村上 和雄 (著)

最後に読書会ゴッドファーザーHさんの紹介してくれた本です。

『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』
河合 太介 (著), 高橋 克徳 (著), 永田 稔 (著), 渡部 幹 (著)

『100円のコーラを1000円で売る方法』永井 孝尚 (著)

『100円のコーラを1000円で売る方法2』永井 孝尚 (著)

『大富豪アニキの教え』兄貴(丸尾孝俊) (著)

参加者の皆さん、有難うございました。

早く暖かくなるといいですね。

夜と霧読書会に参加しました(2013.4.19)

購買サポートセンターの宇山です。

路肩に積みあがっていた雪もすっかり消えてしまいました。桜前線もそろそろ北海道に上陸しそうです。

穏やかな陽気になった4月の土曜日に、『夜と霧』を愛読するメンバーによる読書会が開催されました。

主催者は「夜10時まで電話受付している社会保険労務士」の山内さんです。

これまでは読書会の参加者だった山内さんですが、いよいよ主催者としてデビューです。

今回の課題本は『夜と霧』という本です。第二次世界大戦時、ドイツのユダヤ人収容所で過酷な体験をした心理学者のヴィクトール・E・フランクル氏の筆による一冊です。

ユダヤ人であるという理由だけで、すべての自由を奪われ、家畜以下の環境で厳しい労働を強制され、働けなくなれば虫けらのように殺されてしまう、それが収容所に送られた人間の運命です。

この本は、単に収容所の生活を描写するだけでなく、収容所で生活する人々の精神について、心理学者としての目線から書かれています。絶望的な状況のなかで、人はどんな選択をとることができるのか、これがこの本の背景にある主題でしょう。

今回は五人のメンバーが参加して、この本の感想や心に残ったフレーズ、疑問に思ったことなどをシェアしました。

以下に私の心に響いたフレーズをいくつか挙げておきます。

『人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない、』

『苦悩と、そして死があってこそ、人間という存在ははじめて完全なものになるのだ。』

『人間はどこにいても運命と対峙させられ、ただもう苦しいという状況から精神的になにかをなしとげるかどうか、という決断を迫られるのだ。』

『しかし自分の未来をもはや信じることができなかった者は、収容所内で破綻した。』

『「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」』

「本を読むことによって、人は他人の人生を知ることができ、そして自分の生き方について考えることができる。読書はとても内省的な行動であるが、読書会で語り合うことによって、読書は人と人がつながる行動になる。」久々に一人の参加者として読書会に出て、そんなことを考えました。

主催者の山ちゃん、有難う!

札幌カフェ読書会を開催しました(2013.4.11)

札幌で読書会を開催している、大人の学びプロデューサーこと購買サポートセンターの宇山です。

4月になって、雪も少しずつとけ始めています。

札幌カフェ読書会は、お互いが好きな本を紹介しあうという読書会です。自分の知らない本、普段は手にすることもないジャンルの本などを知ることによって、読書の幅が広がります。また、一冊の本をきっかけにして、新しい友人を作ることもできます。大人になると、新しい友達を作る機会もそうあるもんではありません。

今回の読書会には5名の本好きが参加してくれました。

哲学好きのTさんは、数学に関する一冊です。数学が好きだった人、嫌いだった人、そんな話で盛り上がりました。

ブログもご覧ください。

『春宵十話 随筆集/数学者が綴る人生』岡潔 著

ゴッドファーザーHさん、今回も3冊ご紹介です。大学の図書館も活用するなど、その読書熱には感服です。

『北海道ルール』都会生活研究プロジェクト[北海道チーム] 著

『考えない練習』小池 龍之介 著

『ルーズヴェルト・ゲーム』池井戸 潤 著

雑誌編集者として日々がんばるKさん、ご自分の読書会の課題本のご紹介です。
『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ 著

今回が初参加となったYさんは、自然に関する本を紹介してくれました。

『森と海からの贈りもの―二人の「自然の使者」から子どもたちへ』ジェーン グドール 著

『森の旅人』ジェーン グドール

『ジェーン・グドールの健やかな食卓』ジェーン・グドール 著

『タオ―老子』加島 祥造

歴史と旅が好きなOさん、今回も旅の一冊です。

『坂東三津五郎 粋な城めぐり』坂東 三津五郎 著

今回もいろいろな話題で盛り上がりました。北海道にもそろそろ春がきますね。読書会のメンバーで一緒に旅してみるのも面白そうです。

札幌カフェ読書会-パンとワインと本で交流-を開催しました(2013.3.30)

札幌で読書会を開催している購買サポートセンターの宇山です。

今回は、参加者がお互いに本を紹介し合うスタイルの読書会「札幌カフェ読書会」を開催している「詩とパンと珈琲の店モンクール」を会場にして、ワインを飲みながら語り合うという交流会をやってみました。

参加者は、男性10名、女性5名、年齢や職業なども幅広いメンバーが集う会になりました。

まずはワインで乾杯のあと、モンクール店長ご自慢のパンを味わいながら、本や趣味の話で交流します。

そのあとは自己紹介、そして本のプレゼンなども行いながら、楽しいひと時を過ごしました。

今回プレゼンされた本は次の通りです。

Oさんご紹介の一冊です。

『慶應三田会 組織とその全貌』島田裕巳

モンクール店長のお勧めです。

『スケッチトラベル』堤大介、ジェラルド・ゲルレ

札幌ビジネス読書会常連のTさんは三冊でした。

『風が強く吹いている』三浦しをん

『縮む世界でどう生き延びるか?』長谷川英祐

『十二人の手紙』井上ひさし

文学もビジネス書も、のKさんは二冊です。

金子光晴のラブレター (1981年)

『夢二の恋文』近藤富枝 監修

世界30ヶ国を旅してきたというMさん、本のほかに、本の舞台となったところのパンフレットも紹介してくれました。

『夜と霧 新版』V.E.フランクル

「アウシュビッツ・ビルケナウ その歴史と今、案内書、記憶の場 博物館」
3点のアウシュビッツで購入したパンフレット
アウシュヴィッツ=ヴィルケナウ強制収容所公式サイト

そのほかには、お勧めジャズのプレゼンなんかもあり、本だけでなくたくさんの話題で盛り上がった一日でした。

参加者の皆さん、有難うございました。

第17回札幌ビジネス読書会を開催しました(2013.3.30)

札幌で読書会を開催している購買サポートセンターの宇山です。

今回の課題本は、アメリカで戦略論の大家として知られているリチャード・P・ルメルト氏の戦略論に関する一冊です。

『良い戦略、悪い戦略』

戦略という言葉はよく使われる言葉ですが、「それでは戦略とは何か」と聞かれると、なかなか明確には答えられない人も多いと思います。

この本で著者は戦略について、『戦略とは、組織が前に進むにはどうしたらよいかを示すものである。戦略を立てるとは、組織にとって良いこと、好ましいことをどうやって実現するかを考えることである。』と定義しています。

そして、良い戦略と悪い戦略の具体的な事例を挙げながら、良い戦略にはなにが必要かを教えてくれます。

良い戦略は、次の三つの要素から構成されています。
1.診断
2.基本方針
3.行動

悪い戦略には、この三つのどれか、またはすべてが欠けています。特に、具体的な行動を示していないケースが多いようです。

今回の読書会では、本を一章ずつ読み返しながら、そこに書かれている内容を確認して、ディスカッションを深めるという形をとりました。

組織にとっても個人にとっても、生きるか死ぬかの場面になればなるほど、戦略というものが重要になってくると言えそうです。なぜなら、行動するためには、何かを捨てなくてはならず、その決断は厳しいものになるのが常だからでしょうか。

一冊の本をベースにして、これからの生き方を考える時間が共有できた読書会だったと思います。

参加者の皆さん、どうも有難うございました。

【曲評】Mr.Children  Everything(It’s you)

石崎政人です。

札幌ビジネス読書会の宇山さんとは、いつも酒場とか、競馬場とか、

そんなところで会う仲なんです。

この前、宇山さんから、「ちょっとブログに書いてくれない?」

って頼まれたので、書いてみます。

僕の好きな伊集院静さんって作家のエッセイで、

「山の上ホテルでウイスキー飲みながら書く」ってシーンがあるので、

それを真似しながら書いています。

一升瓶の半分くらいが空いています。

閑話休題

今日のお題は、Mr.Children  Everything(It’s you)です。

http://youtu.be/iiqcjrQ4P3o

この人たちって、イノセントワールドでレコード大賞とったな、って印象しかなかったんです。

サラリーマン3年目くらいの時でしょうか。

不肖石崎、高校生のときは、一日4時間くらいはギター弾いていました。

あの素晴らしい愛をもう一度

あの素晴らしい情熱をもう一度

時は流れ、ストイックなギター少年だった石崎も、堕落の味をおぼえます。

愛と情熱が、毎月の給与明細に変わっていく日々

どこにでもいるサラリーマンだったあの頃、東京練馬で家賃18000円の、非水洗トイレ付の部屋に住んでいましたが、

愛の海を泳いで、溺れていましたね。

そんなとき、この歌を聴きました。

30歳になる手前くらいだったでしょうか。

この、Everything(It’s you) 、歌詞がすごく染みますね、心に。

「世間知らずだった 少年時代から 自分だけを信じてきたけれど」

変な自己啓発の本読むより、この歌を聴きこんだほうがいい。

バンドの演奏もいい。

Everything(It’s you)

花(メメント・モリ)

終わりなき旅

それではまた会えるといいね。

この曲が収録されているアルバムはこちら:
BOLERO

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